ロサンゼルス、リトル東京にあるJapanese American National Museumに行って来ました。
1992年に開館されたこの全米日系人博物館、モダンでいかにもミュージアムといった雰囲気の建物です。
パビリオンの向かいに見える煉瓦立てのレトロな建物、そこはなんと1925年にオリジナルのJapanese American National Museumが初めて設立された本派(西本)本願寺だったのです。
展示されているもの全てに、沢山の情報が溢れ、その一つ一つに心を動かされてしまいました。
日系アメリカ人が築き上げてきた130年間以上の歴史が、ずっしりと詰まった博物館でした。
土地も財産も、全て日本に残してアメリカに渡って来た一世(Issei)の汗と涙の物語が、写真、農具、詩を通して伝わってきます。
日本から大事に持参してきた伝統品に、日本文化を異国の地で敬う心が、手を取るように分かります。
第二次世界大戦中の、マンザナー強制収容所(Manzanar War Relocation Center)での日系人の生活振りや、パールハーバー攻撃後の日系人に対する差別の内容などが、様々な展示を通して詳しく記されていました。
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